2016年07月17日

竣工しない家

ジャーブネットの全国大会では、「『木造住宅の可能性』と近未来の豊かな暮らし」を

テーマにシンポジウムが開かれました。

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壇上にいらっしゃるのは、大学教授や設計士の先生など木造建築の第一人者の方々。

基調講演をされた三井所先生より、「どこの国でも建てられるのが、いい設計だと

昔は思っていたが、地域の生活にふさわしい要素を採用していくと、

自然とその地域(日本)らしい住まいになる。」

というお話があり、「土間の見直しはこれから重要になる」という言葉も聞かれ、

福工房スタッフとしてはとっても嬉しく感じました揺れるハート

壇上の先生方の中にはリノベーションに取り組まれている方も多く、

そのお話の中で印象に残ったのは「木造の建物は竣工しない」という言葉でした。

新築工事完了の時が終わりではなく、住まい手の変化に応じて、変化していく建物…。

そういう意味で「竣工」が無いと言えるのかもしれません。

だからこそ私たち工務店にとって、家づくりだけでなく「家守り」も

大切なお仕事なのだなと改めて思った全国大会なのでしたかわいい

posted by 福工房藤枝店 at 15:53| Comment(0) | お出かけ・旅行
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